20.表情筋トレーニング(10/18 10:43)


 ちょっと長い引用になりますが、時事通信の記事です。
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くわえるだけで介護度改善=顔の筋トレ器具、脳血流増加?おむつ、薬が不要に

10月18日4時33分配信 時事通信

 顔の筋肉を鍛える医療器具を口にくわえることで、高齢者の身体機能が改善することが、養護老人ホーム入所者を対象とした研究で分かった。17人中7人は要介護度が改善し、それ以外の人も、日中おむつが取れる、毎日使っていた座薬が不要になるなど、全員に明らかな効果がみられた。
 研究を行った宮守歯科診療所(岩手県遠野市)の深沢範子所長は「通常は加齢もあり、介護度が改善することは考えられない。予想外の効果だ」と話している。
 この器具は特殊なポリエステル製で、歯茎と唇の間に挟むようにくわえ、表情筋を鍛える。摂食機能の改善などに用いられる。深沢所長らは遠野市の養護老人ホーム「吉祥園」の協力を得て、昨年7月以降17人の入所者に、口にくわえて3分間維持するトレーニングを1日3回してもらった。
 このうち、ほとんど介護を必要としない入所者らを除く10人について、先月、第三者機関に要介護度判定を依頼したところ、7人が改善していた。
 要介護度4だった68歳男性は、ゆっくり歩ける程度から走れるようになり、要支援1に。85歳女性は、夜間の失禁が減少、自分で動かせなかった車いすを自在に操るようになり、要介護度3から2に改善した。
 施設全体でもトレーニング開始後は、風邪や肺炎による入院がほとんどなくなるという効果があった。
 器具を開発した歯学博士秋広良昭氏によると、このトレーニングで右側前頭葉の脳血流が増加することが分かっており、脳が活性化して身体機能が改善すると考えられるという。

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 この器具は商品名「パタカラ」といい、現代の柔らかい食事で衰えた表情筋を鍛えるための器具です。表情筋が衰えると無意識のうちに口をぽかんと開けた口呼吸の状態になりやすく、口腔内が乾燥して歯が弱くなったり、扁桃腺が外界に曝露されて免疫系に負担がかかったりします。小児では副鼻腔の発達が悪くなり、顔の骨格が変形することもあります。そうした問題を防ぐために表情筋トレーニングをするわけですが、中でも咬筋を動かすと、筋肉からの刺激が途中で分岐して交感神経に入り、覚醒中枢を刺激することが最近わかってきました。身近な例ではガムを噛むと眠気が覚めるというのがそれです。
 今回の研究は、意識の覚醒にとどまらず、更に大きな効果があるというものです。この研究では噛む力が衰えた高齢者にトレーニングを行っていますが、若いうちから噛む習慣を身につけていれば老化の予防にもなるでしょう。表情筋が引き締まると、顔の輪郭も締まって見えます。表情筋トレーニングは美容の立場からも面白そうです。ちょうど手許に1個ありますので、使ってみようかな・・・。

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